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 「2006年9月期の売上高は前年度比20%増の87億5000万円程度。グループ会社であるライブドアの事件の影響も受けず、順調に成長している」。業務パッケージ「弥生シリーズ」を開発・販売する弥生の飼沼健社長は、10月17日に開催した戦略記者会見で、同社の成長を強調。「08年9月期には売上高100億円を達成できるだろう」とした。

 弥生が次年度に注力する分野は、中小企業をターゲットとした「弥生 ネットワーク(旧 NE)」シリーズや、歯科医向けのパッケージ・ソフト「弥生 デンタル」といった新規事業の育成だ。弥生 ネットワークは、個人事業者や30人程度の企業向けの主力パソコン・ソフト「弥生」シリーズよりも規模が大きい、300人程度までの企業への拡販を目指す。

 2007年中には、弥生 ネットワーク・シリーズの3製品目に当たる「弥生給与 ネットワーク」を発売する計画。05年5月に発売した「弥生会計 NE」、06年3月の「弥生販売 NE」と合わせて、「中小企業に売り込むための“3部作”がすべてそろう」(飼沼社長)。飼沼社長は、「ネットワーク・シリーズはすでに800社への導入実績があるうえ、予想よりも規模の大きい企業にも売れている。このまま導入者数を伸ばしていきたい」と意気込みを語った。

 弥生ネットワークの拡販に向け、新たなパートナー制度「弥生ソリューション・パートナー・プログラム(YSPP)」も作った。YSPPの参加企業に対してSDK(ソフトウエア開発キット)を提供し、弥生ネットワーク・シリーズと連携するアプリケーションの開発を支援する。

 「弥生 デンタル」は、ライブドアが開発中だったアプリケーションを弥生が引き取ったもの。こちらも2007年中に出荷する予定だ。飼沼社長には、「まだ確定はしていないが、CRM(顧客関係管理)ソフトや税務ソフトなどへの進出も考えている」と明かした。