WPC TOKYO展示会場の東芝ブースは、高画質をうたうAVノート「Qosmio」を中心に展示している。
注目されるのは正面ステージの裏側にあるHD DVD-Rの記録に対応したパソコン向けドライブの展示だ。デスクトップ向けの「SD-H902A」やノートPC用の厚さ12.7mmの「SD-L902A」、9.5mmの「SD-U913A」、12.7mmのスロットローディング型「SD-T913A」などがある。いずれもHD DVD-Rの記録に対応しており、出荷時期はSD-H902AとSD-L902Aが2006年内から年明けごろ、SD-U913AとSD-T913Aが2007年中を予定している。
HD DVD-Rドライブを内蔵した「Qosmio G30」も展示されており、説明員によれば「来年の早い時期には発売したい」とのことで、2007年春モデルでの登場が期待できそうだ。価格は現行のHD DVD-ROMドライブを搭載した機種とそれほど変わらない見通し。
また、燃料電池を搭載したパソコンや携帯プレーヤーも展示されていた。実際の製品として登場するのは数年先とのことだが、実際にメタノールを使って動作している様子を見られる。携帯プレーヤー(gigabeat V30Tがベース)で使用した場合、ワンセグ放送を受信時に従来の2倍となる14時間稼動できるという。
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