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PJP-300V
PJP-300V
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 ヤマハは,会議に出席した話者の位置を検知してカメラ映像を自動的に切り替えるTV会議システム「PJP-300V」を,2006年11月中旬に出荷する。2006年10月18日から開催中の「ビジュアルコミュニケーションAutumn 2006」に初出展し,実機を用いたデモを披露した。価格は36万7500円。

 PJP-300Vは,同社が出荷中の音声会議システム「PJP-100H」の技術をベースに,TVカメラ映像を付け加えた会議システムである。本体に16個のマイクを水平1列に搭載しており,この16個のマイクが拾う音声を利用して話者の位置検出を行う。位置に応じて、本体に3個ある向きを固定した画角52度のカメラを切り替える。3個のカメラを用いた映像のカバー領域は画角にして120度である。カメラの結像素子はCMOSで30万画素。

 外形寸法は,幅822×高さ132×奥行84ミリ・メートルで,重量は4.3キロ・グラム。別途,別売の映像/音声コーデック装置「PJP-VC1」(26万2500円)を併用することで,パソコンを接続することなくTV会議システムを構築できる。