NTTレゾナントは10月26日,米マイクロソフトが発売予定の次期OS「Windows Vista」の新機能に対応した検索サービスを,同社のサイト「goo」で始めた。主な提供機能は(1)新フォント「メイリオ」への対応,(2)検索結果ページのAutoDiscovery対応,(3)WPF(Windows Presentation foundation)対応の画像検索,の3点である。
メイリオへの対応により,「検索結果ページが見やすいと分かってもらえると思う」(メディア事業部コミュニティ・ツール担当の稲家克郎主査)。(2)のAutoDiscoveryは,「Internet Explorer 7 in Windows Vista」にgooの検索プラグインを簡単にインストール可能にする。新しい画像検索で使うWPFはVistaに標準搭載されるプレゼンテーション用の技術で,3次元コンテンツや動画などを組み合わせた表現をブラウザ上などで実現する。gooでは,結果に表示された画像の大きさを素早く変更できる。
同日NTTレゾナントの稲家主査は,マイクロソフトによるWeb開発者向けイベント「REMIX」内で開催された記者発表会に登場(写真)。この席でマイクロソフトは,同社を含めた国内10社がWPFを活用したWebコンテンツを制作することを明らかにした。レゾナントのほかインプレスジャパン,ウェザーニューズ,シーネットネットワークスジャパン,リクルートの4社がWPF対応コンテンツのデモンストレーションを披露した。