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ソフトバンクモバイルは10月30日,同社の登録業務に関するシステム障害のため停止していたモバイル番号ポータビリティ(MNP)の受付業務を再開したことを発表した(関連記事)。システム対応を完了したので,本日は通常通り業務を開始するとしている(ソフトバンクモバイルのリリース)。

 これに併せてNTTドコモとKDDIは,午前8時に「ソフトバンクモバイル側でシステムへの負荷軽減を施す対応を行うことを確認した」としてMNPの受付再開を公表した(NTTドコモのリリースKDDIのリリース)。

 NTTドコモとKDDIは昨日,ソフトバンクモバイルに対して抗議書を提出。システム障害原因の明確化や早期回復,再発防止策などに加え,ソフトバンクがWebサイトで公開していた掲載文の説明に対しても抗議したとしている。

 28日,29日の時点でソフトバンクモバイルはシステム停止の原因として,同社が発表した“予想外”のサービス施策(関連記事1関連記事2関連記事3)の効果であるとの説明を掲載していた。また,昨日時点でNTTドコモおよびKDDIは,「ソフトバンクモバイルから自社へ移転されるお客様の増加に伴い,ソフトバンクモバイルのシステムで処理遅延障害が発生した」とのお知らせをWebサイトに掲載していたが,「MNP受付業務再開に伴いお知らせを変更した」(KDDI)として取り下げられている。

 今回のトラブルは10月最後の週末。MNP開始直後の週末にMNPの受付業務が停止したことによって,電気通信事業者協会(TCA)が翌月発表する10月末時点の「携帯電話/IP接続サービス/PHS/無線呼び出し契約数」には,MNPはほとんど影響しないことになる。