ソフトバンクテレコム(旧日本テレコム)は2006年10月31日、公衆無線LANサービス「BBモバイルポイント」の一時利用IDをファミリーマートで販売すると発表した。
公衆無線LANサービスは月額利用料を支払って利用する形式が多いが、一時利用IDを使えば短期間だけの利用が可能になる。従来、インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)経由で提供することがほとんどであったBBモバイルポイントは、一時利用IDの販売によってISPから申し込まずとも使えるようになった。
一時利用IDは2種類用意する。初回ログイン時から24時間利用が可能な「1day」と、初回ログイン時から14日間の利用が可能な「2week」だ。1dayは500円、2weekは1000円で販売する。それぞれの有効期間内であれば何度でもログインが可能。購入方法は、ファミリーマートに設置された「Famiポート」を利用する。他社の公衆無線LANサービスでは、NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」がFamiポートを使った一時利用IDの販売を既に行っている。
BBモバイルポイントは、現在全国のマクドナルド約2700店舗などを含め、約3500のアクセスポイントでサービスを提供している。