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 富士通は11月1日,運用管理ツール群であるSystemwalkerに,システムの変更履歴を管理する「System IT Process Master V13.1」などを追加し,11月中に出荷すると発表した。System IT Process Master V13.1は,ワークフロー・システムと電子帳票によって,システムの変更履歴を管理する製品。開発担当者,運用担当者,機能変更を承認する責任者を分離した上で,変更プロセスのワークフローを定義。電子化した変更管理の帳票をワークフローで回覧する。帳票やワークフローについてのテンプレートは,情報システムの運用・管理業務の標準的なガイドラインであるITIL(ITインフラストラクチャ・ライブラリ)に準拠している。

 2008年施行予定の日本版SOX法では「IT全般統制」として,開発担当者と運用担当者を分ける,システムの変更管理の履歴を残す,外部委託先とのやり取りを管理するなどが求められる見通しだ。System IT Process Master V13.1は,役割/責任や作業手順を明確化し,変更履歴を保存することで,このIT全般統制を支援する。

 このほか追加されたツールには,ジョブが計画通りに実行されたかどうかを監視する「Systemwalker Availability View V13.1」,インベントリ管理ツールの「Systemwalker Desktop Patrol V13」がある。Systemwalker Desktop Patrolは企業情報システム内に存在するクライアント・パソコンの資産情報を自動的に収集して,資産台帳を作成する。2007年第1四半期には,Intelのビジネス向けパソコンのブランドであるvProの機能をサポートする。具体的には,vProの備えるAMT(アクティブ・マネジメント・テクノロジ)を使って,リモートからの電源制御,ハードウエア構成情報の収集,BIOSの制御などが実現できるようになる。