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 沖電気工業は11月6日,同社が10月に発表した100人以下向けのIP-PBX「IPstage MX」と「IPstage SX」に接続できる端末に,NTTドコモの「N902iL」を加えると発表した。N902iLは,ドコモが来春に発売予定のFOMA/無線LANデュアル端末(参考記事)。

 IPstage MXと同SXは,小規模向けシステムながら,接続できる端末の種類が40機種以上と豊富な点が特徴。発売中のFOMA/無線LANデュアル端末「N900iL」の接続に対応していたが,今回新たに最新機種の接続にも対応した。同社によると,夏ごろからN902iLの試験端末を使い,接続検証をしていたという。同社は既に,大規模向けの「IP CONVERGENCE Server SS9100」,中規模向けの「IPstage EX300」でN902iLに対応済み。今回の発表ですべてのラインアップでN902iLに対応したことになる。

 なおIPstage MXは最大100内線,同SXは30内線までのオフィスで利用可能。価格は,IPstage MXが50内線モデルで270万円から,同SXは10内線モデルで71万円からとなっている。