PR
写真●左から米ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長兼CEO、ソフトバンクの孫正義社長、米マイスペースのクリス・デウォルフ共同創業者、CEO(最高経営責任者)
写真●左から米ニューズ・コーポレーションのルパート・マードック会長兼CEO、ソフトバンクの孫正義社長、米マイスペースのクリス・デウォルフ共同創業者、CEO(最高経営責任者)
[画像のクリックで拡大表示]

 「日本のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)でナンバーワンになる」。ソフトバンクの孫正義社長は11月7日、世界で最も会員数が多いSNSである「マイスペース」の日本語版、「マイスペースジャパン」のサービス開始を発表する席上で、こう意気込んだ(写真)。日本では同日よりベータ版のサービスを開始し、正式スタートは来春の予定。今後、「ソフトバンクモバイルなどの携帯電話でマイスペースを利用できるようにする」(孫社長)と述べる。

 日本でのサービス開始に当たり、ソフトバンクは、米ニューズ・コーポレーション・グループ傘下にある、オランダのエフ・アイ・エム・インターナショナルと合弁会社「マイスペース」を11月中旬に設立する。今回、設立する合弁会社の出資比率は50%ずつ。資本金は約5億9000万円。社長には、ソフトバンク・ヒューマンキャピタル代表取締役の香山誠氏が就任する。

 マイスペースは世界で1億2500万人の登録ユーザー数を抱える。米国では、マドンナやU2など300万人のアーティストが登録し、楽曲のプロモーション活動に利用している。既存会員から招待がなくても、会員になれるほか、プロフィール・ページに映像や音楽を張り付けることができるなどの特徴を持つ。