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インテリジェンスが来年1月から使用する転職サービス「DODA(デューダ)」のロゴデザイン
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インテリジェンスが経営統合した学生援護会が発行していた転職情報誌「DODA」。関東版と関西版は年内で休刊となるが、北海道版と中部版と九州版はリニューアルして継続
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 今年7月に学生援護会を経営統合したインテリジェンスは、2007年1月から同社の転職支援と求人情報のサービスの総称を「DODA(デューダ)」に変える。DODAは学生援護会が1989年から発行してきた転職情報誌の名称であり、20代~30代に知名度が高い。DODAという名称が持つブランド力を自社の転職サービスに生かし、特に転職サイトの認知度と売り上げを一気に拡大しようという狙いがある。

 インテリジェンスはまず来年1月1日に、DODAサービスを提供する新たな転職サイト(http://doda.jp)を開設。求人広告を常時1万件以上掲載するつもりだ。同社の転職支援実績をもとにして合格可能性の高い案件を自動的に抽出する独自のレコメンデーション機能も導入する。1~2月に約10億円を投じて、テレビCMや交通広告など大規模な宣伝活動を行う。

 また、DODAへのサービス名の変更に合わせ、対面での転職相談に応じるキャリアコンサルタントを9月末時点の260人から300人へ増員。営業担当者も同じく250人から350人へ増やす。

 一方、従来の転職情報誌のDODAは、2006年12月20日号で関東版と関西版を休刊。北海道版と中部版と九州版は、雑誌名をカタカナの「デューダ」に変更して継続させる。これは、地方ではまだ紙媒体への求人広告の出校や求人情報の取得に対するニーズが高いため。地域に密着した転職情報誌としてリニューアルさせる。

 インテリジェンスは、1月からのDODAサービスの本格展開によって、2007年度(2007年3月~2008年2月)の転職支援事業と求人情報事業の売り上げの総和を現在の2倍近くに達する238億円を目指す。このうち転職サイトの売上高は、従来の約5倍の60億円を見込んでいる。

 多様な人材サービスを手がけるインテリジェンスは2004年5月から、「はたらくを楽しもう」をスローガンに、ブランディング戦略を徹底(10月13日の記事を参照:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20061012/250573/)。人材サービスは、専門性が高いうえに、目に見えない“商品”なので、サービスを使ってくれた人の頭に「信頼」の2文字が残るかどうかが重要だと考えているのだ。利用者に良い記憶が残れば、口コミで、転職希望者も求人案件を出す企業も集まりやすくなる。だからこそ、戦略的にブランド価値が高まるよう数々の施策を社内外で打ってきている。

 また今回の取り組みには、転職だけでなくアルバイトも含めた求人サービスの利用者数が、急速に紙媒体からネットへシフトしているという事情もある。これに伴い、求人広告の出校先もネットの比率が高まっている。