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 米クアルコムは米国時間11月9日,日本の公正取引委員会から調査を行う可能性があるとの通達を受けたと発表した。クアルコムによると,日本におけるライセンスとチップセットに関する事業が調査の対象になるとしている。

 公正取引委員会は「接触したのは事実」としたが,調査の時期や内容は明らかにはしなかった。クアルコム日本法人は「調査があれば全面的に協力する」とコメントしている。

 米クアルコムは,第3世代携帯電話の基盤技術であるCDMA(符号分割多元接続)方式に関連して多数の基本的特許を保有。自らがチップセットを開発するほか,他のメーカーから多くのライセンス収入を得ている。同社の事業を巡っては,欧州でも2005年10月に端末/チップ・メーカー6社から反競争的だとして欧州委員会への調査申し立てが行われている(関連記事)。