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発表会場では、開発途中の検索画面でデモを披露。「日本国語大辞典 第2版」に収録されている50万語、100万用例が検索できる
発表会場では、開発途中の検索画面でデモを披露。「日本国語大辞典 第2版」に収録されている50万語、100万用例が検索できる
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ゲストで登場した詩人のアーサー・ビナード氏は、海外絵本を日本語翻訳するときなどに日本国語辞典を愛用しているという
ゲストで登場した詩人のアーサー・ビナード氏は、海外絵本を日本語翻訳するときなどに日本国語辞典を愛用しているという
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 小学館とコンテンツ配信サービスを手掛けるネットアドバンスは11月14日、小学館が発行する「日本国語大辞典 第2版」をインターネット上で配信すると発表した。サービス名称は「日国オンライン」。2007年夏に開始する予定。

 全13巻からなる「日本国語大辞典 第2版」は、国文学や国語学の専門家などに高い評価を得ている辞典。50万項目、100万用例を収録。用語の意味や語源だけでなく、初出の用例や隠語、方言を含めた発音まで網羅しており、日本最高峰の国語辞典とされている。

 配信については、ネットアドバンスが運営する辞書・百科事典などの検索サービス「ジャパンナレッジ」をべースに提供する。サービス内容の詳細は未定だが、全文検索のほか、用例検索も可能になるという。対象ユーザーは、教育機関や図書館といった法人のほか、執筆活動を生業とする個人も想定している。料金は法人ユーザーで月額1万5750円から(入会金1万5750円が別途必要)、個人ユーザーが月額1575円。ジャパンナレッジの利用者は月額料金が割り引かれ、法人ユーザーは1万1025円、個人ユーザーは1102円となる。

 発表会場には、中原中也賞を受賞したこともある詩人のアーサー・ビナード氏が登場し、日本国語大辞典の愛用例を語った。ネット上の用語検索サービスについては、「Wikipediaは確かに便利だが、誤解した内容も多い。その点、日本国語大辞典は間違いがない。Wikipediaを利用している執筆者は、その検索時間を日本国語大辞典に回したほうがいい」と語った。