PR
[画像のクリックで拡大表示]

 企業向けデータ統合ソフト大手の米インフォマティカが、中核ソフト新版「Informatica PowerCenter8」を12月に出荷する。「社内に分散・分断されたデータベースを有効活用しようとするユーザー企業が増えている。従来版よりも処理性能や開発効率を桁違いに高めた新版が、ユーザー企業に受け入れられるのは間違いない」。インフォマティカのソヘイブ・アバシ会長兼CEO(最高経営責任者)は、こう自信を見せる。

 同社は世界で2600社のユーザー企業を抱える。国内だけで見ても、「日本上陸3年で160社のユーザー企業を獲得していることは、まずまずの状況だ」(アバシCEO)とする。しかしながら現在日本市場の売上高比率は、全体の5%にとどまる。これを「今後3~5年間で10%にする」(アバシCEO)との目標を掲げている。

 目標の実現に向けて、インフォマティカはパートナーとの関係強化に乗り出す。狙いは技術者の確保だ。「日本市場ではまだ、当社製品の導入ノウハウを備えたエンジニアが足りない」(インフォマティカ・ジャパンの内田雅彦社長)。

 そこで「来年内には、新日鉄ソリューションズやCSKなど、力のあるSIer上位6社とパートナーシップを組むことで、当社製品を使ったシステム構築力を高めたい」(アバシCEO)とする。さらにインフォマティカ製品に精通した人材を増やすため、パートナー企業向けのトレーニングセンターを2007年内に開設する。

 ユーザー企業向けのアフターサポート体制も整える。コールセンター「東京サポートセンター」を2007年内に立ち上げる。さらに現在10人強の日本法人の社員数を、来年中には20人以上に増やす計画だ。「日本の大手ユーザー企業を中心に攻め、導入実績と知名度を着実に上げていきたい」(アバシCEO)と意気込む。