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「ソリューション提案」のWebサイトで提示される構築料金の例
「ソリューション提案」のWebサイトで提示される構築料金の例
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 日本IBMは11月30日、社員数の規模や必要とする製品の情報を入力するだけで、製品/サービス導入の概算コストが分かるWebサイト「ソリューション提案」を開設した。会社名などの情報を登録しなくても、自由に利用できる。

 同サイトは、社員数が100人から1000人程度の中堅、中小企業のシステムをターゲットとしている。利用者は、社員数を入力し、必要とする構築サービスを選んでいく。そうすると、導入に必要なIBMもしくはパートナーのソフトウエア/ハードウエア製品の組み合わせと、導入設定費を合わせた総額が提示される。

 カテゴリとしては大きく四つを用意する。(1)基幹業務の再構築・見直し、(2)インフラストラクチャ強化、(3)情報系システムの充実、(4)社内教育などその他、である。4カテゴリ全体で13項目について、情報を提供している。

 例えば、(1)で「効率的な生産管理を行いたい」という項目を選び、500人規模でサーバーを導入サービス込みで調達すると、「同時アクセス数が30ユーザーで、5918万円から」という見積もりが出てくる(写真)。これには、日本IBMのIAサーバー、リード・レックスの生産管理パッケージ、住友電工情報システムのミドルウエア、それぞれの製品に対する基本的な導入・設定費用が含まれている。

 なお、同サイトで得られる構成内容や料金はあくまでも参考値。「正式な見積もりではない。必要な製品や料金の目安を知ってもらうために提供した」(日本IBM広報)という。