PR
SaaS形式の帳票自動生成では,表データを自動的にレイアウトする
SaaS形式の帳票自動生成では,表データを自動的にレイアウトする
[画像のクリックで拡大表示]
ウイングアークテクノロジーズSVF事業部帳票匠屋推進室の岩本幸男氏
ウイングアークテクノロジーズSVF事業部帳票匠屋推進室の岩本幸男氏
[画像のクリックで拡大表示]

 帳票ソフトを開発するウイングアークテクノロジーズは2007年2月にも,企業の帳票作成/印刷サービスを,インターネット経由で利用できるASP(Application Service Provider)/SaaS(Software as a Service)形式で提供開始する。帳票ソフトを自前で持つよりも初期導入コストを抑えられるため,中小企業に向く。まずは,ASP/SaaSの開始に先駆けて,帳票のテンプレート販売などをおこなうネット事業「帳票匠屋」を12月1日にオープンする。2007年2月以降は,ASP/SaaS形式の帳票作成/印刷サービスが「帳票匠屋」のコア・ビジネスとなる。

 ウイングアークテクノロジーズは,“帳票SOA”と呼ぶコンセプトで帳票の一元化をうたう会社である。帳票機能をサービスとして位置付け,異機種が混在した複数の業務システムの帳票機能を束ねて一元管理するためのパッケージ製品を用意。主に中規模以上の企業に向け,帳票作成ソフトの「Super Visual Formade」(SVF)や印刷出力のスプール処理ソフト「Report Director Enterprise」(RDE)などを提供している。

 今回新たに,既存の帳票ソフトとは別の帳票エンジンを開発し,ASP/SaaS形式で提供する。新エンジンでは,データから帳票を動的に自動生成する機能によって,帳票の設計にかかる手間を削減できるという。同社は帳票ベンダーのノウハウによって「帳票に流し込むデータの中身を見るだけで,帳票は自動的に設計できる」(SVF事業部帳票匠屋推進室の岩本幸男氏)と自信を見せる。完全自動化だけでなく,グラフの配置などをマニュアルで指定することも可能である。

 ASP/SaaS形式の帳票作成サービスでは,帳票データを受け取って帳票を生成し,印刷イメージをAdobe PDF(Portable Document Format)などで出力する。2007年8月には,他社のSaaS形式の業務アプリケーションや企業内の業務アプリケーションなどと連携するため,SOAP(Simple Object Access Protocol)インタフェースによるWebサービス化を図る。

 ネット事業としての「帳票匠屋」では,ASP/SaaS形式の帳票印刷に加え,1枚から受注を請け負う帳票設計サービスや,定型的な帳票テンプレートの販売,SIパートナとの交流とマッチング・サービス,帳票に関する各種の実務情報などを,Webサイトを窓口に提供していく。