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 大日本印刷は2006年11月30日,携帯電話機に音楽を録音すると,その楽曲データに埋め込まれた情報を抽出できる音楽電子透かし技術を開発したと発表した。新開発の電子透かし技術「ゲンコーダMark」は,2チャンネルステレオ音声の左チャンネルに電子透かしデータ(最大80Mb/s)を,右チャンネルにそのデータを相殺する信号を追加する。双方のチャンネルを同時に聴取すると,元の楽曲と同等の音質になる。

 こうした電子透かしを埋め込んだ楽曲を携帯電話機に録音し,録音した楽曲データを電子メールに添付してサーバーに送信すると,URLなどの情報が返信される。これにより,そのサイトへのアクセスが可能になる。大日本印刷は2007年1~3月に,今回の新技術を用いた実証実験を行う。実験終了後の2007年4月から,テレビ・ラジオ放送やホールの館内放送などに,URLやクーポン,パスワードなどのデータを埋め込んで携帯電話機に配信し,スポンサーのWebサイトや物販サイトに誘導するサービスの実現を目指す。