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 PostgreSQL Global Development Groupは12月5日(現地時間),オープンソースDBMSの新版「PostgreSQL 8.2」を正式公開した。ウォームスタンバイ・データベース作成などの新機能が追加されたほか,前バージョンに比べ,OLTP(オンライントランザクション処理)性能が約20%向上したという。

 性能に関しては,メモリー上およびディスク上のソート処理の高速化,マルチプロセッサでのスケーラビリティの向上,大量ロード処理の向上,外部結合の高速化などが行われている。

 ウォームスタンバイ・データベース作成機能は,ポイントインタイム・リカバリ機能を利用し,フェイルオーバー用の複製を作成できる機能。

 またデータベースへの書き込み中であってもインデックスを作成できるようになった。

 ANSI SQL 2003仕様で追加された,統計処理集約,複数行のVALUE文,UPDATE RETURNING,複数列集約文などを追加した。

 汎用転置インデックス(GIN)は,データベース中のテキストの高速な前文検索を可能にする機能(関連記事「【PostgreSQLウォッチ】第32回 PostgreSQL 8.2の全文検索機能」)。

 またSolaris DTraceなどの汎用監視ツールから,PostgreSQLの稼働状況を監視,分析できる機能を組み込んだ。

 PostgreSQL 8.2はPostgreSQL公式サイトなどから無償でダウンロードし利用できる。

◎関連資料
PostgreSQL 8.2.0 Release Notes

◎PostgreSQL 8.2解説記事
【PostgreSQLウォッチ】第32回 PostgreSQL 8.2の全文検索機能
【PostgreSQLウォッチ】第31回 ついにPostgreSQL 8.2ベータ・テスト開始!
【PostgreSQLウォッチ】第30回 ベータ・テストが間近に迫ったPostgreSQL 8.2の新機能
【PostgreSQLウォッチ】第25回 開発が進むPostgreSQL 8.2,注目の新機能