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 ストレージ・ソフト・ベンダーのファルコンストア・ジャパンは12月7日,Windows用の常時データ保護(CDP,Continuous Data Protection)ソフト「IPStor DiskSafe」の価格を引き下げ,保護対象サーバーのデータを他のサーバーに複製するのに必要な2台分のライセンスを72万円とした。従来の価格は110万4000円。同日よりネットワールドがIPStor DiskSafeの販売を開始した。

 IPStor DiskSafeはいわゆるホスト・ベースのレプリケーション・ソフトウエア。エージェント・ソフトをインストールしたWindowsのディスク・ボリュームのデータを,サーバー・ソフトをインストールした他のマシンに常時複製する。変更があったブロックだけを転送するので,ネットワーク帯域に負荷がかからず,ファイルの変更履歴をたくさん保持できる。

 サーバー・ソフトの名称は「iSCSI Storage Server」で,1台のサーバーで最大5台の保護対象サーバー(DiskSafeのエージェントをインストールしたサーバー)のデータを複製して保持できる。今回は低価格版の「DiskSafeエントリー・パック」(72万円)と,「DiskSafeスタンダード・パック」を発表した。前者には,iSCSI Storage Serverのライセンスと,32世代まで差分を保持できるSnapshot機能,1台分のエージェント・ライセンスが含まれている。後者の場合,エージェント・ライセンスが3台分になる。

 なお,「アプリケーション・モジュール」と呼ぶオプションを追加すると,アプリケーション・サーバーのデータも常時複製できるようになる。対応するアプリケーションは「Exchange Server」「Lotus Domino」「SQL Server」「Oracle」「Sybase」「Infomix」「DB2」などである。

 ホスト・ベースのレプリケーションは,高可用性対策としてだけでなく,バックアップ用途で使われることが増えている。この分野の圧倒的なリーダーは米Double-Take Software(旧NSI Software)の「Double-Take」。ファルコンストア・ジャパンの青木登営業本部長は「今回の価格改定で,Double-Takeよりも安価になった。ファイル・サーバーのレプリケーションの引き合いも多くなっており,追撃態勢が整った」と語る。