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PDF市場におけるシェアの拡大を狙うクセロの代表取締役 森真一氏
PDF市場におけるシェアの拡大を狙うクセロの代表取締役 森真一氏
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セキュリティ設定やPDFの結合・分割などが可能な「瞬簡PDF ZERO」
セキュリティ設定やPDFの結合・分割などが可能な「瞬簡PDF ZERO」
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現在開発中のPDFを作成するASP型サービス「Ketchup」
現在開発中のPDFを作成するASP型サービス「Ketchup」
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「Ketchup」は、元ファイルを送るとPDFに変換され、メールに添付されてくる
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 クセロは2006年12月7日、従来2940円で提供していたPDF作成ソフト「瞬簡PDF」を「瞬簡PDF ZERO」として新たに無償で提供すると発表した。

 瞬簡PDF ZEROは、WordやExcelなどのアプリケーションから、PDFファイルを簡単に作成できるソフト。アプリケーションの印刷メニューからPDFドライバーを選択したり、ファイルの右クリックメニューや、ソフトのアイコンにファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることでPDFファイルを作れる。セキュリティの設定も可能だ。複数のファイルを一括して変換したり、結合・分割したり、PDF内のページを抽出するツールも付属する。

 瞬簡PDF ZEROは、PDFを作成したり、付属のツールを起動する際に広告を表示することで、無償化を実現した。瞬簡PDF ZEROそのものはスタンドアローンの環境でも動作するが、広告はオンラインで配信するため、ネットワークに接続した状態で使うことを前提としている。ネットワークに接続していない場合は、動作しない場合があるという。

 2006年12月18日よりVector、窓の杜などでダウンロード提供を開始。対応OSはWindows 2000、同XP。「Windows Vistaにも2007年3月ごろまでには対応する予定」(クセロの代表取締役森真一氏)だ。

 クセロは従来、機能を絞ったPDF作成ソフト「クセロPDF」を無償で提供していた。瞬簡PDF ZEROの提供開始後も、クセロPDFのダウンロードは継続する。「瞬簡PDF ZEROに付属するツールが不要なユーザーは、PDFドライバーのみのクセロPDFが適している」(森氏)ためという。クセロPDFは2年間で200万ダウンロードを達成したが、「瞬簡PDF ZEROは1年間での達成を目指す」(森氏)。

 クセロは同日、現在開発中の「Kechup(ケチャップ)」の概要も説明した。Kechupは、インターネット上でユーザーに提供するASP(application service provider)型のPDF作成サービス。会員登録したユーザーがPDFに変換したいファイルを同社のサーバーに送ると、PDFに変換されたファイルが指定したメールアドレスに送られる。PDFにはセキュリティ設定をすることも可能。提供時期は未定だが「2007年中に提供できれば、と考えている」(森氏)という。現在、企業のイントラネットベースで試験的に運用しており、それらのフィードバックを反映してからの提供になりそうだ。提供する際はインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)と連携し、ISPの会員向けに展開する予定。同社はソフトウエアの提供だけでなく、今後はこういったASP型のサービスにも力を入れていく意向だ。