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FeliCaを活用した高齢者向けのコンセプトパソコン。タッチパネルが要件になっている。試作機は液晶をタッチパネル化するための機構が付いていた
FeliCaを活用した高齢者向けのコンセプトパソコン。タッチパネルが要件になっている。試作機は液晶をタッチパネル化するための機構が付いていた
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タッチパネルの画面に指で触れると、オンラインショップや生活情報を表示する。ショップで製品を購入した場合など、FeliCaを利用して簡単に決済できる
タッチパネルの画面に指で触れると、オンラインショップや生活情報を表示する。ショップで製品を購入した場合など、FeliCaを利用して簡単に決済できる
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 インテル、ビットワレット、マイクロソフトの3社が共同で推進している「スマートデジタルライフ推進プロジェクト」は2006年12月7日、プロジェクトの進行状況を報告する説明会を開催した。このプロジェクトは、非接触ICカード技術「FeliCa」を使った個人認証や電子商取引の普及と発展を目指すもの。前述の3社のほか、パソコンメーカーなど35の賛同団体・事業者がいる。説明会では、FeliCaを活用した高齢者向けコンセプトパソコンを紹介した。

 高齢者向けコンセプトパソコンは、起動すると画面に「オンラインショップ」や「生活情報」といったボタンが表示される。液晶はタッチパネル化されており、液晶画面上のボタンを指で触れると、オンラインショップや地域・医療情報などにアクセスできる。オンラインショップなどの決済は、FeliCaの技術を使った電子マネー「Edy」搭載のEdyカードやEdy対応携帯電話を、パソコン内蔵のFeliCaリーダー・ライターにかざすだけで済む。

 2006年12月初旬から3カ月間、埼玉県川口市のマンション30世帯に同パソコンを提供し、検証を進める。「2007年2月には実験結果をまとめて、2007年半ばから年末にかけて製品を投入できるよう、メーカーに呼びかけていく」(インテル事業開発本部の宗像義恵氏)という。

 スマートデジタルライフ推進プロジェクトが発足したのは2006年6月13日。発足時に1年後の目標として「Felica対応オンラインサービスを2倍に増加」「FeliCaリーダー・ライターを搭載するパソコンを3倍に増加」「FeliCa決済によるオンライン取引高を2倍に増加」の3つを掲げた。

 約6カ月経過した時点で、FeliCA対応オンラインサービスの数は3000サイト以上に達し、既に発足時の1400サイトの2倍を上回る結果となった。ただ、FeliCaリーダー・ライターを搭載するパソコンの出荷台数は、増加傾向にあるものの目標の約25%にとどまっている。FeliCa決済によるオンライン取引高は目標の約60%に達しており、こちらは1年間で目標を達成できそうだ。