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 ソフトバンクモバイルは2006年12月21日から、新料金プラン「ゴールドプラン」の対象ユーザーを、プリペイド契約を除く全ユーザーへ拡充する。従来は、第3世代の携帯電話端末を購入し、同時に割引サービス「新スーパーボーナス」を申し込んだユーザーのみゴールドプランへ申し込むことができた。ただし、第2世代携帯電話のユーザーの場合、ゴールドプランの特徴の1つである同社ユーザー同士のメール代金無料が一部適用除外になるなど制限が付く(PDF形式の発表資料)。

 今回の改定により、ゴールドプラン開始前から同社の電話サービスを利用しており、携帯電話端末を新規に購入したり買い替えたりせず既存端末を使い続けているユーザー、およびゴールドプラン開始後に端末を購入したが、第2世代端末であったためにゴールドプランの対象外になっていたユーザーなどが、新たにゴールドプランに申し込めるようになる。適用開始は12月21日以降順次だが、申し込みは12月13日から受け付ける。

「ロングメール」「スーパーメール」は0円の対象外

 第2世代端末向けゴールドプランは、既発表の第3世代端末向けゴールドプランといくつか異なる点がある。最大の違いは、第2世代端末のユーザーの場合、メール代金無料の対象となるのは、最大128バイトの「スカイメール」に限定されること。より長文のメールサービスである「ロングメール」「スーパーメール」は、ソフトバンクモバイル端末宛てであっても、それぞれ1通当たり8.4円、1パケット当たり0.315円が課金される。第3世代端末向けゴールドプランでは、ソフトバンクモバイル端末宛てメールはすべて無料となっている。

 この理由について同社は、第2世代と第3世代のデータ通信システムの違いを挙げている。「第2世代のデータ通信システムでは、送受信されるデータがメールなのか「Yahoo!ケータイ(旧ボーダフォンライブ!)」などのコンテンツ閲覧なのか、用途ごとに分離して計算できない仕組みとなっているため、メール代金を無料で提供することができない」(ソフトバンクモバイル広報部)としている。

 2点目が、データ通信料の体系である。第2世代端末のうち、パケット対応機種では1パケット当たり0.315円、パケット非対応機種では1KB当たり2.1円となる。3点目に、第2世代端末ではパケット準定額制「パケットし放題」は申し込めない。パケット通信料の割引サービス「ハッピーパケット」は従来通り利用可能。

 なお、ゴールドプランなどの新料金プランを申し込んだユーザーが、旧ボーダフォンの料金プランに戻すことも可能。「既にパンフレットやWebサイトでは旧料金プランの案内を終了しており、電話やWebサイトでの申し込みもできないが、ソフトバンクショップの店頭では申し込みを受け付けている」(ソフトバンクモバイル広報部)という。

2007年4月以降、請求書は原則Webへ移行

 このほか同社は2007年4月の利用分から、原則として個人ユーザー向けには紙の請求書を発行せず、Webサイト「My SoftBank」での閲覧に移行する。紙の請求書の発行を希望する場合は月額105円の有償となり、実質値上げとなる(PDF形式の発表資料)。

 現在、紙の請求書を受け取っている個人ユーザーは、特に手続きをしなければ2007年3月分までで紙の請求書の発行が停止され、4月分以降はWebでのみ閲覧可能となる。手続きをすれば、4月分以降は月額105円の手数料で、紙の請求書が発行される。支払い方法を「窓口払い」にしている場合、金融機関やコンビニエンスストアなどでの支払い時に請求書が必要になるので、申し込み手続きをしなくも自動的に紙の請求書が発行され、その費用が月額料金の一部として計上されることになる。また、従来は紙の請求書の発行を停止したユーザーに対し、電話料金や端末料金の支払いに充当可能な「ソフトバンクマイレージサービス」のポイントを付与していたが、これを廃止する。

 なお、この変更の影響を受けるのは旧ボーダフォンの料金プランを利用しているユーザーのみ。ゴールドプランなどの新料金プランでは、既にこの制度を適用済みである。

 同社は発表資料において、「全ユーザーが紙の請求書の発行を停止すると、年間で約11万7000本分の木に相当する紙資源の削減となる」としており、環境保護に配慮した措置であることを強調しているが、事務手続きの省力化を進める狙いもあるとみられる。