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 味の素はグループ会社と連携する受注出荷業務システムの開発に、SOA(サービス指向アーキテクチャ)の概念を採り入れた販売管理ソフトを採用した。製品のベンダーであるスターリングコマースが12月11日に発表した。

 味の素が採用した製品は「Yantra Distributed Order Management」。このパッケージを選定した理由として、(1)多品種にわたる商品の大量受注に向くこと、(2)カスタマイズや機能追加が容易なこと、(3)海外での導入実績があること、を挙げる。スクラッチでの開発も検討したが、コストが予算を大幅に上回ることが懸念されてパッケージ導入に踏み切った。

 味の素は、グループ会社3社で基幹システムを共同利用するために、このシステム構築を進めている。