マウスコンピューターやiiyamaなど持ち株会社MCJは2006年12月21日、パソコンメーカーのアロシステムを子会社化することを発表した。低価格パソコンで大きなシェアを持つアロシステムを傘下に収めることで、中核事業であるパソコン製造、販売事業を強化する。
アロシステムは関西を中心としてパソコン関連機器の小売店「パソコン工房」のほか自作パーツショップの「TWOTOP」「Faith」を運営。ホワイトボックスと呼ばれる低価格なオリジナルパソコンを販売している。
MCJは2005年8月にアロシステムとの資本提携を結び、パソコン部品の購買や生産で業務を共通化する「PC・JAPAN」機構も立ち上げた。さらなる部材や物流のコスト低減、企業体質の強化をめざして今回の統合を決めたという。