PR
写真1 openSUSE 10.2のデスクトップ画面
写真1 openSUSE 10.2のデスクトップ画面
[画像のクリックで拡大表示]
写真2 カーネルとglibc,gccのバージョン
写真2 カーネルとglibc,gccのバージョン
[画像のクリックで拡大表示]
写真3 X Window SystemとGNOMEのバージョン
写真3 X Window SystemとGNOMEのバージョン
[画像のクリックで拡大表示]
写真4 KDEのバージョン
写真4 KDEのバージョン
[画像のクリックで拡大表示]
写真5 Xglの有効/無効や各種効果の設定が行える「デスクトップ効果設定」
写真5 Xglの有効/無効や各種効果の設定が行える「デスクトップ効果設定」
[画像のクリックで拡大表示]
写真6 Compizで3次元デスクトップを回転している
写真6 Compizで3次元デスクトップを回転している
[画像のクリックで拡大表示]
写真7 GNOMEの新しいメニュー表示と「アプリケーションブラウザ」の画面
写真7 GNOMEの新しいメニュー表示と「アプリケーションブラウザ」の画面
[画像のクリックで拡大表示]
写真8 Webブラウザの「Firefox 2.0.0.2pre」とメール・クライアントの「Evolution 2.8.2」
写真8 Webブラウザの「Firefox 2.0.0.2pre」とメール・クライアントの「Evolution 2.8.2」
[画像のクリックで拡大表示]
写真9 フォトレタッチ・ソフトの「GIMP 2.2.12」と画像ビューアの「F-Spot 0.2.2」
写真9 フォトレタッチ・ソフトの「GIMP 2.2.12」と画像ビューアの「F-Spot 0.2.2」
[画像のクリックで拡大表示]
写真10 マルチメディア・プレーヤの「RealPlayer 10.0.8.805」と「Totem 2.17.0」
写真10 マルチメディア・プレーヤの「RealPlayer 10.0.8.805」と「Totem 2.17.0」
[画像のクリックで拡大表示]
写真11 設定ツールの「YaST2」
写真11 設定ツールの「YaST2」
[画像のクリックで拡大表示]

画面で見る最新Linux一覧は,こちらから


 openSUSEプロジェクトは2006年12月7日,Linuxディストリビューション「openSUSE 10.2」を公開した(写真1,関連記事「openSUSEの最新版10.2が公開」)。

 openSUSEは,米Novell社が販売している商用Linuxディストリビューション「Novell SUSE Linux」のオープンソース版である。コミュニティのopenSUSEプロジェクトが開発・提供する。最新SUSE Linuxの主要ソフトウエアのバージョンなどをインストール直後の画面とともに紹介する。

 最新版のopenSUSE 10.2のカーネルには,バージョン2.6.16.29が採用された(写真2)。ライブラリのglibcにはバージョン2.3.4,コンパイラのgccにはバージョン3.3.6,そして,X Window System(以下,X)にはX.Org X11 R6.9.0が採用された。

 openSUSE 10.2では,デスクトップ環境として「GNOME 2.6.1」(写真3),または「KDE 3.3.5」(写真4)が利用できる。Xのグラフィックス機能を強化するソフトウエア「Xgl」が搭載されており,openSUSE独自の設定ツール「デスクトップ効果設定」を使ってXglの有効/無効を設定できる(写真5)。

 最近のLinuxディストリビューション,例えばFedora Core 6やMomonga Linux 3にはXglと同様の機能を提供する「AIGLX」が組み込まれているが,その先駆けとなったのがSUSEにおけるXglの採用である。Xglの採用は,最新版の10.2でも引き継がれた。Xglを有効にすると,ウインドウ・マネージャの「Compiz」によるウインドウの透明化や3次元デスクトップが利用できるようになる(写真6)。

 デスクトップ環境ではアプリケーションのメニューを表示する形式が変更された(写真7)。従来のようにすべてのアプリケーションは表示されず,登録しておいたアプリケーションのみをメニューに表示する。また,最近使ったアプリケーションを一覧表示することもできる。

 そのほかのアプリケーションは「他のアプリケーション」ボタンをクリックすると,別ウインドウの「アプリケーションブラウザ」に一覧表示される。メニューにアプリケーションを登録したい場合は,アプリケーションのアイコン上で右クリックして「お気に入りへの追加」を選択すればよい。

 インターネット関連のアプリケーションには,Webブラウザ「Firefox 2.0.0.2pre」,メール・クライアントには「Evolution 2.8.2」などが利用できる(写真8)。

 画像処理関連には,Linux上で定番のフォトレタッチ・ソフト「GIMP 2.2.13」,画像ビューアの「F-Spot 0.2.2」(写真9),マルチメディア関連ではマルチメディア・プレーヤの「RealPlayer 10.0.8.805」,「Totem 2.17.0」(写真10)などが利用できる。

 openSUSEの特徴である,各種設定を統合管理するためのソフトウエア「YaST2」は最新版にも引き継がれている(写真11)。ネットワークを介したアプリケーションのインストールやアップデート,ユーザーの管理,ハードウエアの設定などが簡単に行える。

 なお,openSUSE 10.2のインストールDVDは,2007年1月6日(土)発売の日経Linux2007年2月号の付録メディアに収録される予定である。