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脅迫メールのサンプル(ソフォスの情報から引用)
脅迫メールのサンプル(ソフォスの情報から引用)
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 セキュリティ・ソフトなどを開発販売する英ソフォスは2007年1月11日(現地時間)、新たなタイプのスパム(迷惑メール)が確認されたとして注意を呼びかけた(ソフォスの情報)。メールは暗殺者(ヒットマン)から送られたように装い、殺されたくなければ金銭を支払うよう要求する。このようなメールを受け取っても絶対に相手にしないようソフォスでは呼びかけている。

 メールは英語で記述されている。内容は、「あなたを殺害するよう依頼を受け、10日間尾行している。だが、殺害理由として聞いていた内容に対して、あなたは潔白であることが分かった。ついては、8万ドル支払ってくれれば、今回の依頼を破棄してもよい」といったもの。

 連絡にはメールを使うよう指示されており、警察やFBI(米連邦捜査局)には知らせないよう書かれている。ソフォスによれば、メールの内容を信じて返信すると、この脅迫メールの送信者から個人情報などを要求するメールが送られてくるという。個人情報を送ってしまうと、その情報を基に金銭を要求されたり、別の詐欺などに悪用されたりする危険性がある。

 ソフォスの上級技術コンサルタントであるグラハム・クルーリー氏は次のように語る。「今回のメールは、今まで見てきた詐欺メールのなかで最も悪質なものの一つだ。メールの受信者を脅かして、金銭や口座情報などを奪うことが目的である。このようなメールを受け取ると、ひどく不安になる場合もあるだろうが、絶対に相手にしてはいけない。相手にしないことが、こういったメールの流通を止める唯一の方法だ」