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写真 情報通信審議会電気通信事業部会電気通信番号委員会(第6回)の様子
写真 情報通信審議会電気通信事業部会電気通信番号委員会(第6回)の様子
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 総務省は1月18日,「情報通信審議会電気通信事業部会電気通信番号委員会(第6回)」を開催した(写真)。この日の会合で同委員会は,FMC(fixed-mobile convergence)サービスの導入に向けた電話番号制度に関する報告書をまとめ,1月26日に開催される情報通信審議会電気通信事業部会に報告する。その後,広く一般から意見を募集するパブリック・コメントや各種手続きを得て,今夏にも電気通信番号規則など関係する総務省令を改正する予定である。

 省令改正によって,通信事業者はFMCサービス用の電話番号として,060番号や携帯電話用の080/090番号,PHSの070番号およびIP電話用の050番号を利用できる。例えば,携帯電話事業者は,IP電話回線や固定電話回線を組み合わせて安価な通話料を実現するFMCサービスを,携帯電話用の番号である080/090番号を使って提供できるようになる。

 電気通信番号委員会では,FMCサービスを「網形態,通話料金,通話品質などを問わず,既存番号の指定を受けている移動網や固定網を複数組み合わせて,1ナンバーかつ1コールで提供されるサービス(ただし,電話として最低限の通話品質を確保していることが必要)」としており,これに沿って検討が進められてきた。

 検討のベースとなったのは,「IP時代における電気通信番号の在り方に関する研究会」(番号研究会)が2006年にまとめた報告書である(関連記事123)。番号研究会では,通話品質や料金の識別など電話番号が持つ役割を考慮して,(1)新規のFMCサービス用の060番号,(2)携帯電話用の080/090およびPHS用の070番号,(3)IP電話用の050番号,をFMCサービス用に利用可能にすることをまとめていた。