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 NTT(持ち株会社)とNTT東日本,NTT西日本の3社は2007年1月18日,IP技術を使って構築する次世代ネットワーク「NGN」のフィールドトライアル(NGNトライアル)にモニターとして参加する一般ユーザーの募集を開始した。首都圏と大阪府の13カ所の収容局がカバーする地域にトライアルの実施エリアを広げ,最大約700人のユーザーにNGNで実現するハイビジョン(HDTV)映像配信サービスや高品質IP電話などを利用してもらう。

 一般モニターの参加は2007年4月に開始し,同年12月まで新サービスを検証してもらう予定である。こうした検証を進めたうえでNTTグループは,2007年度下期にも商用サービスの提供を開始したい考えだ。2007年秋ごろにかけてはNGNの技術検証だけでなく,ネットワークを構築するためのノード開発,サービスの設計なども並行して進めていくことになる。このようにNTTグループは,2004年11月に掲げたグループ全体の中期経営戦略の中核を成すNGNの実用化に向けた作業を着実に進めている。そしてこの動きは,中期経営戦略のもう一つの柱であるグループ内の事業連携の強化と経営の効率化をさらに進めていく契機にもなりそうだ。