米Microsoftは米国時間1月21日，同社のコラボレーションおよび統合通信アプリケーション向けの拡張機能を発表した。米IBMの「Lotus Notes/Domino」を使用している企業のMicrosoftアプリケーションへの移行促進を図る。
Lotus Notes/Dominoベースのディレクトリ，メッセージング，アプリケーション環境からの移行を管理し，「Exchange Server 2007」「2007 Office system」「Office SharePoint Server 2007」の統合通信機能やコラボレーション機能を活用できるようにするためのツールやテンプレートを提供するとしている。
主な内容は以下の通り。
・「Transporter Suite for Lotus Notes」：Notesを用いたメッセージングおよびディレクトリ・サービスのデータを，「Windows SharePoint Services 3.0」に簡単に移行できるようにする。
・「Role-Based Templates for SharePoint My Sites」：営業マネージャ，財務アナリスト，人事担当，顧客サービス担当，ITエンジニア，マーケティング・マネージャなどに向けたテンプレートを用意。各社員がニーズに合った情報にアクセスするためのカスタム・ポータルを効率的に構築することが可能。
・「Windows SharePoint Services 3.0 Application Templates」：共同チームのカスタム・アプリケーションを作成するための40種類のテンプレートを提供。販売およびマーケティング，人事および財務処理，業務およびIT向けを揃える。
これらツールやテンプレートは，同日より30日間，無償で同社Webサイトよりダウンロード可能。
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