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 NTTコミュニケーションズは2月1日,法人営業体制の見直しを始めると発表した。業務プロセスをさらに効率化するため,法人向けの営業や技術部隊などの体制を再編する。

 NTTグループは「中期経営戦略」の一環として,グループ内で重複する事業の解消を進めている。2006年8月には,NTTコミュニケーションズにグループの大企業向け法人営業を集約した。NTT東西地域会社からNTTコミュニケーションズへ,1200人程度の営業担当と約1600社の顧客企業を移管。元々NTTコミュニケーションズに存在していた第一法人営業本部と第二法人営業本部に,東西NTTから移管された営業人員がそのまま「第三法人営業本部」として加わった。今回は,その体制を見直す。

 例えば第一~第三までの法人営業本部を,業界ごとの法人営業体制に改める。再編のための「準備室」を法人営業本部内に設置。2007年春ころをメドに,新体制を発足させる予定だという。