マイクロソフトは2007年2月1日、同社のインターネット検索サービス「Live Search」と連動したブログパーツ「Carol(キャロル)」を公開した。検索を実行すると、そのキーワードに関する記事が投稿されているブログから鳥が飛んでくるという仕掛けを導入。これにより、同じテーマを扱ったブログ同士をつながりやすくする。
鳥のキャラクターの名前も「Carol」。決められたHTMLソースをブログのエントリーに埋め込むと、そのエントリーにCarolが住み着く。Carolをクリックすると検索キーワードの入力欄が現れ、同じくCarolが住んでいる他人のブログを対象に検索を実行する。ヒットしたブログからはCarolが飛んでくるので、それをクリックすると、それぞれのエントリーを見ることができるという仕組みだ。
Carolは、表示された回数や実行された検索回数などによって成長し、外観が変化する。またブログパーツへのアクセス数に応じて、新しい雛を誕生させることもできる。
マイクロソフトはこのツールを通じて、トラックバックやコメントなどの既存機能とは異なる、新しいオンラインコミュニケーションのあり方を提案したいという。なお、Carolの開発は、バスキュールが担当した。