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 中国のLenovo Group(聯想集団)が現地時間2月1日,2006/2007会計年度第3四半期(2006年10~12月)の決算を発表した。売上高は40億ドルで前年同期と比べ微増。パソコンの出荷台数は前年同期比8%増で,「業界平均の同7%増を上回った」(同社)。

 株主に配当可能な利益は5800万ドル。前年同期と比べ23%増加した(米メディア)。

 同期の税引き前利益は6400万ドルで,1株あたり利益は0.67セント。リストラ費用を除いたEBITDA(利子,税金,減価償却費控除前利益)は1億2800万ドル。

 地域別にみると,中国本土のパソコン出荷台数は前年同期比17%増加し,売上高は16億ドル(全体の40%)にのぼった。米大陸は出荷台数が同4%減少,売上高が10億ドル(全体の26%)。欧州/中東/アフリカ(EMEA)は出荷台数が同3%増加,売上高が9億1300万ドル(全体の23%)。中国を除くアジア太平洋地域は出荷台数が同1%減,売上高が4億6000万ドル(全体の11%)。

 事業別にみると,ノート・パソコン分野の売上高は21億ドルで,同社の総売上高の52%を占めている。出荷台数は前年同期から20%増加した。デスクトップ分野は17億ドル(総売上高の43%)で,出荷台数は同2%増だった。また,携帯電話事業の売上高は1億4600万ドル(総売上高の4%),出荷台数は同6%減少した。

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