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 米EMCの事業部門であるRSAは米国時間2月6日,企業の情報セキュリティの強化を支援する新しい構想と製品を発表した。同社の情報中心型のセキュリティ構想は,データの保存場所に関係なく安全性を確保するとともに,データへの安全なアクセスを提供することに焦点を当てている。

 EMCの情報インフラ戦略では,情報の保護が中心的な要素となっている。RSAは,情報中心型セキュリティの重要な要素として,(1)基幹業務情報の機密性と整合性の確保,(2)従業員,顧客,パートナに情報への安全なアクセスを提供,(3)セキュリティ・ポリシーや法令に準拠する情報管理の3つを掲げた。

 製品については,2006年9月に買収した旧RSA Securityの主力製品を統合し,EMC製品に新しいセキュリティ機能を加えた。ハイエンド・ストレージ・アレイ「Symmetrix DMX-3」には,RSAの2因子認証システム「RSA SecurID」などを組み込み,認証と監査機能を強化した。そのほかにも,暗号化された情報とパスワードを使った認証により,情報にアクセスするユーザーの行動を制限する「Symmetrix Service Credential」,ログイン記録の改ざんを防ぐ「Tamper-proof Audit Log」,安全にデータを消去する「EMC Certified Data Erasure」機能などを追加する。

 新しい情報セキュリティ・サービスとしては,顧客の機密情報レベルを分類するコンサルティング・サービス「Classification for Information Security」,ストレージの暗号化を支援する「Design and Implementation for Storage Encryption」,セキュリティ関連のイベントとデータを管理する「Design and Implementation for Security Information Management」などを用意する。

 また,RSAは,企業データ保護(EDP)戦略の一環としてインドのValyd Softwareを買収することで合意したと発表した。買収によって取得する暗号管理機能は「RSA Database Security Manager」と「RSA File Security Manager」に組み込まれる予定。同社は,暗号化技術を手がけるCipherOptics,Decru,NeoScale Systemsと戦略的に提携し,Epicor|CRSとも技術提携を結んでいる。そのほかにも,バイオメトリック技術ベンダーのMXI Security,Privaris,UPEKと技術提携を結んだことも明らかにしている。

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