日立製作所の米国法人であるHitachi Data Systems(HDS)は,アーカイブ・ソフトウエアを手がける米Archivasを買収することで合意に達した。HDSが米国時間2月6日に明らかにした。HDSは,買収によりコンテンツ・サービスの拡充を図る。買収金額は公開していない。
Archivasは,米マサチューセッツ州ウォルサムを拠点とする未公開企業。HDSの既存のパートナであり,ドキュメント,電子メール,画像,オーディオといったデータ・ファイルを保存,保護,管理するソフトウエアを開発している。HDSは,Archivasのコンテンツ・アーカイブ・ソフトウエアを同社のストレージ・インフラに導入し,データ保護の強化を狙う。
HDSは2006年6月に,コンテンツ・アーカイブ製品を発表している。同製品は,データにアクセスできる状態を保ちながら,保存したデータを管理するもの。同製品に,Archivas技術を採用している。
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