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写真1●Windows Server Virtualizationの実機デモ
写真1●Windows Server Virtualizationの実機デモ
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写真2●NAPによる検疫ネットワーク・システムの展示
写真2●NAPによる検疫ネットワーク・システムの展示
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 2月7日から東京ビッグサイトで開催中のNET&COM 2007で,Windows Server "Longhorn"(開発コード名)に搭載される仮想化サーバー機能や検疫ネットワーク新機能を見ることができる。

 情報システム・ゾーンにある特設会場「仮想化最前線2007」では,Longhorn Server向けの仮想化サービス「Windows Server Virtualization」(写真1)の実機デモを展示している(出荷開始はLonghorn Serverの出荷開始から180日以内を予定)。Windows Server Virtualizationでは,CPUが備える仮想化支援機能を用いて動作する仮想化レイヤー「Hypervisor」によって,より柔軟に仮想マシンを運用できる。Hypervisorは,Windowsのサービスとして動作するVirtual Server 2005の仮想マシンより低いレイヤーで動作する。このため,オーバーヘッドがより小さくなるほか,仮想マシンをより柔軟に動かせる。例えばゲストOSを動かしたままで動的にメモリーを増やしたり,1つのゲストOSに最大4個の物理CPUを割り当てて動かしたりできる。

 併せて,システム管理ソフト「System Center」のファミリ製品として2007年下半期にリリース予定の「System Center Virtual Machine Manager」も展示している。Virtual Server 2005 R2とWindows Server Virtualizationの仮想マシンの作成,展開,監視を集中管理可能である。複数のサーバーにまたがる多数のゲストOSを一元管理できるほか,各ユーザーが与えられた権限に従ってゲストOSの作成や設定変更をユーザー自身で実行できる「セルフサービス・ポータル」と呼ぶ機能を搭載する。

 一方,ネットワーク・ゾーンにあるアラクサラ ネットワークスのブースでは,Windowsクライアントのセキュリティ設定を検証してネットワーク・アクセスを制御する「NAP(Network Access Protection)」による検疫ネットワーク・システムが展示されている。NAPはLonghorn Serverに搭載される新機能。ブースではWindows Vistaのセキュリティ・センターの設定を,LANスイッチの設定に連動させるデモを見ることができる(写真2)。例えば,Windowsファイアウオールが無効に設定されているクライアントには,検疫されていないIPネットワークのアドレスを割り振り,ファイアウオールを有効にすると直ちに認証/検疫サーバーが検疫済みのアドレスを振り直す。「分かりやすく見せるために,このデモではファイアウオールの設定だけを検証しているが,ウイルス対策ソフトやWindows Updateの設定,あるいはログオンしているユーザー名なども併せて検証できる」(アラクサラ ネットワークス 営業本部 鈴田 伊知郎氏)。