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 NECは2月7日,家庭や小規模オフィス向けの超小型基地局「フェムトセル」のベンダーである英ユビキシス(UbiquiSys)と提携し,フェムトセル市場に参入すると発表した。

 フェムトセルとは,家庭やオフィス内に設置が可能な超小型の携帯電話基地局を使ったシステムのこと。基地局を家庭のADSLやFTTH回線と接続することで,屋内で携帯電話を利用した場合のトラフィックを,固定回線経由で通せるようにする。家庭内の通信料金を別体系にすることも可能になり,無線LANと携帯電話のデュアル端末のような特別な機器を用意しなくても,FMC(fixed mobile convergence)サービスを実現できる。

 NECは,ユビキシスの第3世代携帯電話向け超小型基地局「ZoneGate」を用いて,システム全体をインテグレーションする。「3Gホームゲートウエイ・ソリューション」という名称で,世界市場に向けてフェムトセルを展開する計画だ。

 フェムトセルに関しては,スウェーデンのエリクソンが2006年11月に「ホーム・ベースステーション」を発表(参考記事)。2007年末に製品を発売すること明らかにするなど,通信業界の注目を集めている(フェムトセルの解説記事はこちら)。