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 KDDIと沖縄セルラー電話は2月8日,auの携帯電話サービスを解約したユーザー22万4183人分の個人情報を記録した光磁気ディスクを紛失したと発表した。光磁気ディスクには,2006年1月1日から2007年1月14日までにauの携帯電話サービスを解約したユーザーの一部の個人情報が含まれており,名前,住所,生年月日,解約時の携帯電話番号,連絡先電話番号,管理用コードが記録されているという。クレジットカード番号や銀行口座,通信記録などの情報は含まれていない。

 両社によると,紛失した場所は栃木県小山市にある「KDDI小山テクニカルセンター」内の情報システム運用室。1月25日の定期棚卸しの際に,1月15日に作成した光磁気ディスク1枚が所定の場所に保管されていないことが発覚した。静脈認証システムのログと監視カメラの映像記録を確認した結果,15日以降に情報システム運用室に出入りした社員は23人。全員に聞き取り調査を実施したところ,「作業用ダンボール箱に光磁気ディスクが1枚入っていたのを見た」とする証言を得たという。しかし,ダンボール箱は18日に廃棄業者に引き取られて処分されており,「溶解または粉砕処分された可能性が高い」と見ている。

 KDDIは,2006年6月に顧客情報の流出事件を起こしたばかり(関連記事)。その後,全社的にセキュリティ対策の強化に取り組んできた。KDDIは「今回の紛失は担当者の作業手順やチェック体制に不備があった。同様の事故を起こすことがないように全社的な再点検を実施するとともに,必要な改善策を策定・実行する」としている。

●日経コミュニケーション編集部より 掲載時は第1段落で,「沖縄セルラー電話」の表記を「沖縄セルラー」としておりました。お詫びして訂正いたします。 2007.02.08