NTTドコモとルネサス テクノロジ,富士通,三菱電機,シャープ,ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの6社は2007年2月8日,「HSDPA/W-CDMA方式」と「GSM/GPRS/EDGE方式」に対応したデュアルモード携帯電話機用のプラットフォームを共同開発すると発表した。2008年度第2四半期をメドに新プラットフォームを完成させ,2009年以降の実用化を目指す。
6社が共同開発するプラットフォームは,下り方向の最大伝送速度が7.2Mb/sの「HSDPA(カテゴリー8)」に対応し,現行機種より通信速度を向上させる。さらに高速プロセッサーを搭載することで,画像や音声の処理能力などを強化するとしている。中核となるLSIには,2006年秋ごろに登場予定の「SH-Mobile G2」の後継となる「SH-Mobile G3」を採用し,基本ソフトには「Symbian OS」を採用する。