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 米Walt Disneyは米国時間2月7日に,2007会計年度第1四半期(2006年10~12月)の決算を発表した。売上高は97億2500万ドルで,前年同期の88億5400万ドルから10%増加した。純利益は17億100万ドル(希薄化後の1株当たり利益は79セント)で,前年同期の7億3400万ドル(同37セント)から2倍以上の増益となった。

E! Entertainment TelevisionおよびUs Weekly部門売却による収益や株式報酬費用などの一時的項目を除いた場合の1株当たり利益は,前年同期比43%増の50セントとなる。

 米メディアの報道(NYTimes.com)によると,米Bloombergがまとめた予測は売上高が95億3000万ドル,一時的項目を除いた1株当たり利益が40セントだった。

 同社は「Studio EntertainmentとMedia Networksが当期の成長を牽引した」と述べている。「2007年のスタートに強力な収益報告ができて満足している。当期の業績は,当社の戦略が成長を推進し,株主価値を作りだしていることを明示するものだ」(同社社長兼CEOのBob Iger氏)。

 Studio Entertainment事業の売上高は26億3300万ドルで前年同期比29%急増した。Media Networks事業は前年同期比6%増の39億1100万ドル。Parks and Resorts事業は同4%増加の24億8900万ドル。一方,Consumer Products事業は6億9200万ドルで同6%減少した。

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