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 米Napsterは米国時間2月8日,2007会計年度第3四半期(2006年10~12月期)の決算を発表した。同期の売上高は,前年同期から21%増の2840万ドルだった。純損失は,950万ドル(1株あたり損失は22セント)。前年同期の純損失1700万ドル(同40セント)から赤字を縮小した。

 有料サービス登録者は約4万8000人増加し,2006年12月末の時点で約56万6000人に達した。また,同社によれば,2006年を通して5億曲の楽曲がダウンロードされ,7億曲以上がストリーム配信されたという。

 会長兼CEO(最高経営責任者)のChris Gorog氏は,「同期は,記録的な売上高を達成した。サービス加入者数も増加し,日本におけるサービスの開始にも成功した」と述べている。

 Napsterは1月に,米Time Warner傘下のAOLとデジタル音楽配信事業に関する提携を発表した。同社はAOLの独占的音楽配信サービス・プロバイダとなり,AOLがこれまで提供していた自社配信サービス「AOL Music Now」がNapsterサービスに置き換えられる。Gorog氏は,「AOLの音楽サービスの買収により,Napsterの加入者数は3月下旬までに50%以上増加するだろう」とコメントしている。

 同社は,第4四半期について,売上高が2600万ドルを超え,経費は第3四半期よりも低下するとの見通しを明らかにしている。また,AOLサービスから移行する数十万人の加入者を迎え,3月末には過去最高レベルの加入者数に達すると見込んでいる。

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