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 NECは2月9日,ブレードサーバー「SIGMABLADE」に挿入して利用するサーバー・モジュール(CPUブレード)のラインナップを拡充した。今回,追加したのは「Express5800/120Bb-m6」と「同/120Bb-d6」の2製品。本日付けで出荷開始する。

 同120Bb-m6は,中小規模のサーバー統合を想定したモデル。1枚のサーバー・モジュール上に6台のHDDが内蔵でき,最大HDD容量は879Gバイトに上る。オンボードのRAIDコントローラはRAID0,1,5に対応。本製品は,他のSIGMABLADE用サーバー・モジュールと比べ厚さが2倍のため,1台のシャーシに搭載できる枚数は半分(SIGMABLADE Hに8枚,SIGMABLADE Mに4枚)となる。

 同120Bb-d6は,接続したSAN装置からOSを起動する「SANブート」を想定したモデル。サーバー・モジュール上にHDDを内蔵できない代わりに,最大48GB(4GB×12個)のメイン・メモリーが搭載できる。SIGMABLADE Hに16枚,SIGMABLADE Mに8枚挿入可能だ。

 搭載CPUは,両製品ともに米IntelのクアッドコアXeon(5300番台)およびデュアルコアXeon(5100番台)から選択可能。価格は,同120Bb-m6が64万円(ディスクレス・モデル)から,同120Bb-d6が38万5000円(ディスクレス・モデル)から。