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 日本ユニシスは2月16日、内部統制の整備が金融庁の発表した実施基準にのっとっているかどうかのアセスメント作業を支援する、「日本版SOX法対応評価フレーム」を発表した。同時に統制系アーキテクチャーのデータベース基盤である「ACEDAICOC(エースダイコック)」も発売を開始している。

 この日本版SOX法対応評価フレームは、経営者が内部統制の整備に当たって、評価する範囲の選定と内部統制の有効性の客観的な評価、「不備」のもたらす影響が「重要な欠陥」に該当するかどうかの判断、という一連の実務を支援する。同フレームには、「命題」管理、「評価(Assessment)」実施支援、「判断(Evaluation)」基準の登録と自動実施、 整備状況と運用状況の進捗と評価と判断と是正に関するPDCAモニタリングの機能などを実装する予定である。

 日本ユニシスは金融機関など30社を超える企業に、日本版SOX法対応評価フレームを販売する方針。同社は今後、日本版SOX法対応評価フレーム以外の評価フレームも提供していく計画である。