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 米Googleは,地図表示ソフトウエア「Google Earth」に,Keyhole Markup Language(KML)ファイルのインターネット検索機能を追加した。GoogleのGoogle Earthチーム製品マネージャであるChikai Ohazama氏が米国時間2月14日,「Google Maps API」の公式ブログへの投稿で明らかにした。

 KMLは,3次元(3D)モデル記述用のXMLベースの言語。Google Earthのほか,地域検索/地図検索サービス「Google Maps」において,3Dモデルを表現するのに使われる。

 Google Earthでは,KMLファイルの検索に対応しただけでなく,見つけたKMLファイルによる3DモデルをGoogle Earthの画像に重ねて表示できるようになった。

 例えば,興味のある場所や情報を入力して検索を実行すると,関連性の高いKMLファイルのリストが現れる。各KMLファイルをクリックすると,3Dモデルの確認や重ね合わせ表示が行える。

 Googleは,Google MapsにもKML検索/重ね合わせ表示機能を付加する予定。

Ohazama氏の投稿