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 米Gartnerは米国時間2月20日,2006年の世界半導体市場に関する調査結果の速報値を発表した。それによると,2006年にトップ10のOEM(相手先ブランド製造)企業が半導体に消費した総額は840億ドルで,全消費額の3分の1に相当するという。2005年のトップ10企業による半導体消費額の770億ドルから9%増加した。

 半導体の消費額が最も大きかったのは米Hewlett-Packard(HP)で約120億ドル。2位と3位はフィンランドNokiaと米Dellで,首位との差は5億ドル以内だった。4位は韓国Samsung,5位がソニーで,米Motorola,独Siemens,東芝,韓国LG,米Appleが続いた。

 Gartnerによれば,Nokia,Motorola,Siemensでは,携帯電話機や通信の成長にけん引されて半導体の消費額が増加したという。また,データ処理と通信機器メーカーの半導体消費額は,トップ・ユーザーよる全消費額の75%を占めた。トップ10企業の平均半導体消費額は,2005年が77億ドルだったのに対し,2006年は84億ドルに増えている。

 Gartnerは,トップ10のOEM企業のうち,Nokiaは携帯電話機,HPはサーバー,Dellはパソコンに注力している。ソニーは,家電に力を入れているが,自動車向け製品やデータ処理製品も販売している。Appleは幅広い製品を提供しながら,携帯型音楽プレーヤー製品の売り上げを伸ばして,初めてトップ10入りした。

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