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 日本航空(JAL)は2月より,ICタグを活用した貨物コンテナ計量システムを,函館や徳島,長崎など国内13空港に順次導入する。

 貨物コンテナに関する情報を効率的に収集・管理するのが目的。第一弾として,航空機の離発着時や運航時の重量バランスを考慮したコンテナ配置を検討する際に利用する。新システムでは,約1万台の貨物コンテナに2.45GHz帯パッシブ型ICタグ(電池を内蔵せず,リーダーの電波によって電気を発生するICタグ)を取り付け,フォークリフトの運転手がハンディ・ターミナルを使って,コンテナ情報を収集。その内容をフォークリフト上で計量したコンテナの重量情報とひも付け,専用端末から都内にあるサーバーに転送する。そのデータを基に,貨物コンテナの配置計画を検討する。

 JALは2006年に,鹿児島空港内で同システムを試験導入していた。今回,安全性や作業効率の向上を確認し,他の空港にも本格導入することを正式に決めた。今後は,コンテナの資産管理や貨物の動態管理などに同システムを活用する予定。