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【追記】
2007年6月22日に,リアルクリエイトに再度取材した結果は以下の通りです。
  • 特許申請中との理由から詳細な技術開示はなかった
  • 現在,リアルクリエイトは当ソフトの効果を,あるソフト開発会社の社内で検証中だが,第三者機関の認定は受けていない
  • 取材時はノート・パソコン上でトロイの木馬タイプ,P2P経由で感染する「原田ウイルス」の動作を止めるデモが行われたが,同社が用意したPCのため判定は難しい
以上の点から,現時点では当ソフトの有効性を認めるまでには至りませんでした。(高槻 芳)

 ソフト開発のリアルクリエイトは、パケットを解析して不正なプログラムを検知するウイルス対策ソフト「Willty」を開発した。まず3月をめどにオンライン販売から始め、順次、販売代理店を募って販路を拡大していく。

 通常のウイルス対策ソフトの場合、電子メールやブラウザーなどで受信したデータをパターンファイルと照らし合わせたり、プログラムの動作を監視したりしてウイルスかどうかを判定する。これに対してWilltyでは、パソコンから送受信されるIPパケットの構成をパケットアナライザのように解析し、ウイルスを構成するデータが含まれているかどうか判断する仕組み。

 「パケットアナライザでパケット通信を監視していると、ウイルスが含まれるパケットを送受信する際には独特の信号形態が現れる。これを応用して検知する」(リアルクリエイトの佐藤琢磨取締役)という。ウイルスが含まれていると判断した場合は、パケットの一部を改変してからパソコンに取り込むことで、ウイルスとして起動できないようにする。

 また同ソフトは、プログラムサイズが2.5キロバイト未満と小さく軽快に動作する。リアルクリエイトはこの点をパソコンや携帯電話などの機器ベンダーに訴求し、組み込み機器への採用も働きかける方針だ。