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 スターリングコマース日本法人は、4月からSCM(サプライチェーン管理)ソリューションの国内販売を強化する。3月5日に開催した、同社の事業戦略発表会で明らかにした。

 SCMソリューションの中核を担うのは、4月に投入するSCMソフトの新版「Sterling Supply Chain Application(旧Yantra)」。オーダー管理や在庫管理など国内向けに5種類のテンプレートを用意し、素早くSCMソフトを導入できる点が特徴だ。

 今年1月に買収した米コマージェント・テクノロジーズのオーダー管理ソフトとの連携機能を備えることで、「マーケティングから販売、調達から出荷まで一連のプロセスを統合管理できる」(マーケティング&アライアンス部の菅原聡部長)。価格は1社当たり3000万円から。

 SCMソフトの新版出荷に先駆け、同社は今年1月にSCM営業本部を新設。6人の専任担当者が、製造・流通業の大手を開拓する体制を整えた。さらに、販売パートナーも増やす。現在のインフォシス・テクノロジーズ、新日鉄ソリューションズ、日本ユニシス、ネクストコムの4社に加え、年末までに大手コンサルティング数社、開発ベンダー5社と提携する計画だ。これまで、米国とインドでしか提供していなかった教育・研修サービスも、今年からは日本でも始める。

 スターリングコマース日本法人は、これまでシステム基盤ソフト「Sterling Integrator」やファイル転送ソフト「Connect:Direct」を用いたインフラ系ソリューションが中心だった。国内400社への導入実績があるものの、SCM分野に限っては味の素や東芝など数社にとどまる。「日本のSCM市場は、まだまだ広がる。SCMソフトの新版投入を機に、アプリケーション分野でも、日本企業のグローバル化を支援したい」と小路恒久社長は意気込む。