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 日立製作所は今年10月をめどに、同社のERPパッケージ「GEMPLANET Ver.2」にテレビ会議システム「NetCS」との連携機能を搭載する。同社は業務アプリケーションとテレビ電話の連携ソリューションを強化しており、今回の連携は、金融機関の窓口業務支援システム「FABIUS/W」とNetCSの連携に続く第二弾となる。

 利用者がパッケージの操作が分からなくなった場合、メニューから「サポートセンタ問合せ」を選ぶと、サポート(ヘルプデスク)担当者と直接テレビ電話で話せる。加えて、操作画面そのものを共有できるため、サポート担当者は画面を指し示しながら操作方法をアドバイスできる。

 日立製作所によると、「ERPパッケージとテレビ電話が連動するのは始めての試み。サポート機能の充実を進め、他社製品との差別化を図っていく」(産業・流通システム事業部 エンタープライズパッケージソリューション本部の渡辺昌弘担当本部長)という。現在、企業が連結会計への対応を進めるなかで、オフィスの場所や会社組織が異なるグループ内で同一のERPパッケージを利用するケースが増えている。「特定の経理伝票の入力方法が分からないとき、正しい処理方法を尋ねる人が別会社で、別の場所にいるようなケースが出てくる。また、年末調整など年に1度しか実行しないような処理では、社員が処理方法を忘れてしまう。こういった問題の解決に、テレビ電話を使ったサポートは有効」(渡辺担当本部長)と話す。

 同社は今年4月、GEMPLANET Ver.2の共通フレームワーク部分に、NetCSとの連携機能を組み込む。昨年から日立グループ各社が扱うERPパッケージのフレームワーク部分の共通化を推進しており、将来的には「グループ内のEPRで汎用的に使える機能として育てていきたい」(渡辺担当本部長)考えだ。

 今回のGEMPLANETとNetCSの連携ソリューションは、3月6日から9日まで開催される流通関連の情報システムの展示会「RETAILTECH JAPAN 2007」に参考出品する予定である。なお、GEMPLANETは現在1400社、NetCSは150社が導入している。