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 米Microsoftは米国時間3月6日から,同社の研究プロジェクトを発表する年次イベント「Microsoft Research TechFest 2007」を開催し,100件以上の新しい技術を公開する。

 TechFestは,研究者と従業員の連携強化を目的とした社内向けのイベントであり,中国,英国,インド,米国内の研究所から研究者が集まって,アイデアや意見を交換したり,もうすぐ完成する技術などを発表する。今年は,初日を外部の招待客に公開しており,7日からの社内向け公開では,外部向けには公開されなかった技術も発表されるという。

 今回のTechFestでは,パソコンから望遠鏡のように宇宙を眺められる「World-Wide Telescope」,デジタル・コンテンツを共有する「Mix: Search-Based Authoring」,Xboxを使って子供に基本的なプログラミング技術を楽しく教える仮想ロボット「Boku」といったプロジェクトのデモを実施する。

 World-Wide Telescopeは,Sloan Digital Sky Surveyなどが提供する数千万のデジタル画像を使って,望遠鏡から宇宙を見ているような体験を提供するもの。ユーザーは,地図検索サービス「MSN Virtual Earth」のように宇宙の検索や探検ができるようになるとしている。同プロジェクトは数年前に開始されたが,画像の検索が困難で時間がかかっているという。研究者は,画像にリッチメディアのナレーションを加えて,宇宙のガイド・ツアーのような学習体験の提供を計画しているという。

 Mix: Search-Based Authoringは,異なるWebサイト,コンピュータのハードディスク,データベースといったソースからデータを収集して,ひとつのドキュメントにまとめる“ハイテク・スクラップブック”。知人,家族,同僚などと容易にデータを共有することを目的としている。仕事に応用した場合,検索技術を使って,特定のプロジェクトのドキュメントを作成し,関連する検索結果や内部のWebサイトへのリンクなどを記載できる。ドキュメントを共有したメンバーは,コンテンツを追加したり,グループ全体向けにドキュメントをアップデートできるという。

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