NTT東日本は3月12日,Bフレッツなどのアクセス・サービスとの組み合わせでVPN(仮想閉域網)を構築できる「フレッツVPN」向けのサポート・サービス「フレッツVPNあんしんサポートプラス」を発表した。サービス開始は3月13日。対象はフレッツ・VPNのうち「フレッツ・アクセスポート」および「フレッツ・オフィス/フレッツ・オフィスワイド」の利用企業。
フレッツ・VPNあんしんサポートプラスでは,(1)ユーザー企業のVPNに接続しているルーターとVPN網が利用できる状態かどうかを監視する,(2)1の監視結果やフレッツ網の故障などでフレッツVPNを使えない場合に,その旨をユーザー企業にメールで伝えて故障の調査・復旧作業を手配する,(3)フレッツ網内の工事情報をメールで伝える,(4)24時間365日のトラブル・サポートや故障の切り分け,復旧対応を行う──の各サービスを提供する。ただし(4)については,フレッツ・アクセスサービス部分の復旧対応は午前9時~午後5時。
フレッツVPNあんしんサポートプラスの料金は,フレッツ・アクセスポートの場合で月額8400円(監視対象拠点数11まで)から。フレッツ・オフィスの場合は同1万1760円(監視対象拠点数11まで)から。いずれも初期工事費は2100円。上記料金はいずれも税込みで,フレッツ・アクセスサービスおよびフレッツVPNの料金は別に必要。
同社は既に,フレッツ・アクセスポートおよびフレッツ・グループアクセス プロのユーザー向けにトラブル時の対応窓口サービスとして「フレッツVPNあんしんサポート」を有償で提供している。これは,24時間365日,電話で修理依頼などを受け付けるサービス。フレッツ・オフィスについては,同様のサポート・サービスがこれまでなかった。またフレッツ・アクセスポートのユーザーは,あんしんサポートとあんしんサポートプラスのいずれか一方のみ選択可能。