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 日立製作所は3月30日から,統合運用管理ソフト群「JP1 Version 8」の新製品である,(1)監査証跡管理ソフト「JP1/NETM/Audit-Manager」と,(2)運用プロセス管理ソフト「JP1/Integrated Management-Service Support」の出荷を順次開始する。

 日立製作所は,これら2製品を内部統制を円滑に実現するためのツールとしてユーザー企業に提案していく。同社の更田洋吾氏(ソフトウェア事業部 システム管理ソフトウェア本部 システム管理ソフト設計部 主任技師)は,「内部統制では,『システムを使って正しく業務処理がされているか』『手続きを踏んで業務システムが変更されているか』などを確認する仕掛け作りが必要となることが少なくない。今回発表した新製品を使うことで,そのような仕掛けを手間をかけずに実現できる」と話す。

 (1)のJP1/NETM/Audit-Managerは,システムが出力するログの中から,内部統制に関する監査に必要なものを自動収集して管理するソフトである。例えば,業務システムのジョブに関するログを収集しておき,監査の際にそのログを検索して「だれがいつどんなジョブを実行したか」などを確認できる。

 一方,(2)のJP1/Integrated Management-Service Supportは,英国政府が策定した運用管理の体系的な業務ガイドライン「ITIL」に記されている運用プロセスのうち「インシデント管理」「問題管理」「変更管理」「リリース管理」の四つのプロセスに関するデータを管理する。「業務システムに対する変更作業が正規の手続きを踏んで行われたか」が明らかになるので,内部統制の監査のときに役立つ。

 出荷開始日は,(1)が3月30日,(2)が4月27日。価格は(1)が48万円(監視対象のサーバー1台の場合)から,(2)が300万円(10ユーザーの場合)から。